お知らせ

むつみ会

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令和4年度 第2回むつみ会委員会

・期日:12月3日(土)
・会場:視聴覚室
1 挨拶(校長、むつみ会会長)
2 第2回「親の学び講座」(14:00~)
   演題:「溶ける「学・遊・働」の境界」
   講師:前田 大介 氏
  (前田薬品工業株式会社 代表取締役社長
               第110回卒業)

講演趣旨

 スマートフォンやドローンの誕生により時代は変化し大企業の事業形態も変化してきている。薬都富山を取り巻く現状にも変化はあるが、前田薬品工業は、これから人生100年時代の働き方の変化に合わせて製薬会社として健康寿命を延ばすことを目指している。

2年後100万人都市ではなくなる富山県で生産人口減にどう対応をして、いかに会社を成長、維持させるのかが深刻である。これまでと同じ事業モデル・価値観で続ければ富山県の企業である必要はなくなる。子供たちは今SNSで世界中のあらゆる経営モデルに触れることができる。私たちは世界に負けないかっこいい大人、魅力的であるように努力する必要がある。社会保障費は国債も合わせて年々増加している。そこで次の50年先への事業構想として「治療のため」の「ものづくり」企業から、「健康寿命延伸」の「コンテンツ創造」企業への転換を目指して取り組んでいる。

官民一体、富山県の成長戦略「しあわせる。富山」では新たな他拠点生活やセカンドハウスとして富山県を選んでもらえるような事業を行っている。私の”Healthian-wood”も、薬の原点である薬草を製薬会社が集まる富山の広大な耕地で育てる取り組みであり、過疎化地域の課題解決、幸せ創造の一事例となると考えている。そういうものが富山県にあると世界にアピールしていきたい。又、「ビジネス」ができる人は「課題」を見つけ出せる人である。地方は「課題」だらけであり「ビジネスチャンス」が多い、「楽しい」」感動創造ビジネスの本質を見極め、本気で取り組み続けることで「本物」にしていきたい。

 

今後は、多世代型インターナショナルスクールも作りたい。私は高校で部活から学んだことが多かった。遊ぶことから学びを得、仕事が生まれる。大学入試が共通試験に変わり「考える力」を求められるようになった。高校生には「自分は何故高校へ、何故大学へ?」との目的を持つことや、従来型進学の仕組みに呑まれず、進路を国立私立という概念だけでなく、デンマークのフォルケホイスコーレのような国外の学校にも目を向けてみて欲しい。

 

3 謝辞

 

4 全体会(15:30~)
・各学年概況および行事報告

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