H30アメリカ研修 5日目
研修5日目となり、いよいよ折り返しを迎えました。
3日目となる英語レッスンは、より充実した時間とするために予習をしっかり行う生徒、日本人同士で固まらず、先生に一番近い場所に陣取る生徒、とにかく爪痕を残すために5回の挙手を誓う生徒など、思いと手法は様々です。多くの生徒が、他国からの留学生に対して自分の力不足を『悔しい』と感じ、しかし悔しいからこそ絶対に諦めないという強い気持ちを持ってどんどん進化しています。
MITキャンパスツアー
午後のアクティビティではまずMIT(マサチューセッツ工科大学)に出かけました。ここでは東京大学(理Ⅰ)を卒業後、MITの大学院で航空宇宙工学を専門にAIの研究を行う鵜飼さんにお越しいただき、キャンパスツアーと座談会を実施しました。
MIT メディアラボ見学
キャンパスツアー中は鵜飼さんを囲みながら目を輝かせてMITの各所を見学しました。ツアーの最後には座談会を実施しました。生徒達は次々と質問を投げかけ約束の時間がきても手が挙がり続けやむなく強制終了となりました。
MIT鵜飼さんとの座談会
MITでの集合写真
MITの後はハーバード大学のキャンパスに移動しました。ここでは起業家の松川原さんに観光ツアーでは聞けないハーバードの裏側の話、日本の大学とアメリカの大学の違いについてなどを聞きました。大学が持つ資金力に日本とアメリカでは圧倒的な差があることや、国際性と言う観点では日本の大学が大きく課題があるものの、東大の理論物理学の研究は世界最先端であることなど、様々な観点から大学というものを説明していただきました。生徒が今後進学を考える上でも貴重なヒントになったことと思います。
ハーバード大学キャンパスツアー
ジョンハーバード像前で集合写真
夕食後のイブニングアクティビティーはダンスパーティでした。欧米では頻繁に催され、そして日本人が最も不得手とするイベントです。正直、中央で陽気に踊る他国留学生と、その周辺で引きつった愛想笑いを浮かながら立ち尽くす富山高校生を想像して疑いませんでしたが、意外やダンスの中心には富山高校生がいました。最初は数人でしたが、時間が経つにつれ他国留学生と会話しながらダンスパーティを楽しむ多くの生徒の姿がありました。その適応力と積極性に驚かされました。
ダンスパーティでは富高生が活躍!
明日はいよいよ語学学校が最後となります。悔いの無いアクションを期待したいと思います。